びぶとぶーふ

図書館や本に関する気になることをメモ

気になる物集索引賞

OPAC芸術新潮を調べていたら、編集者の項目に新潮社と並んで学習院女子短期大学図書館の文言があった。

どういう関わり方をしているのかが気になり、とりあえずネット検索。
Wikipediaの「物集索引賞(もずめさくいんしょう)で手がかり発見。
1987年第1回本賞を学習院女子短期大学図書館の鈴木和生氏が受賞している。
受賞対象は『芸術新潮』『日本児童文学』ほかの個別雑誌総索引。


物集索引賞 - Wikipedia


Wikiには第4回までの情報しか載っていないので、その後の受賞者が気になって、さらに調査。

日経経済新聞1987年5月10日朝刊にこの賞の設立と第1回受賞者についての記事あり。


優れた索引に贈られる賞として設けられ、事務局は株式会社名著普及会。

しかし、複数の新聞社のデータベースで調べても、第4回までの情報しか見つからなかった。
短期間で終わってしまったのだろうか。

索引づくりは労力がかかるわりに地味で日の当たらない作業なので、この賞は素晴らしい試みだと思う。
もし廃止になってしまったのであれば、とても残念なことである。